2010.06.21 Monday
消費税の逆進性などどうでもいい
消費税は三重に逆進的である
消費税は単に高所得なほど低実効税率という意味で逆進的であるにとどまらず、高資産者ほど低実効税率という意味でも逆進的であり、その上福祉の財源にあてることによって、高齢者ほど低実効税率--どころか負の消費税!--という逆進性が加わり、逆進性は三重になるのだ。
danさんの発言は至極まっとうな話なのですが、一番の課題は国の借金と毎年発行され続けている国債です。これを減らすためなら逆進性なんて大事の前の小事だと考えています。
なので、私個人の意見としては消費税を上げて福祉の財源にするなんてのは意味不明で、国の借金を返すためにやりますという話にすればよい、というかそういう期待をしてました。まさかの流れでびっくりしてたりもします。
そして心配されている消費税の逆進性については、相続税を引き揚げれば消費税で払った方が得という感情が生まれることで、生前の消費が増えるはずで、他の税を組み合わせることで解決可能な問題じゃないかなと思います。
子供手当なんていらないですから、まずは借金増やすのをやめましょうよ。ほんとに。
逆進性、はよくわからない言葉です。消費税の引き上げが、低所得者、低資産保有者ほど相対的に不利であり、つまり逆進的(?)というのであれば、それは不公平的ということで、不公平性という誰にもわかりやすい明確な言葉を使えばいいと思います。