国家予算の基礎的なこと

  • 2011.03.06 Sunday
  • 23:37
 私も理解しきれてないところ沢山あると思うのですが、日本の国家予算について現在の政府案についての簡単な見方のようなものを書いてみようと思います。予算?何それ?という方対象ぐらいの、ほとんど突っ込んだ話はしませんw

まず、予算についてはすべてWeb上でも公開されています。日本の借金が900兆円を超えたとか、今年の国債発行は44兆円だとか、一般市民には全く想像がつかない金額の話がポンポン飛び出てきて、正直よくわからないというのが本音じゃないでしょうか。

国家の予算とは、凄く単純に言うと税金で集めたお金をどう使うか(消費、雇用、分配)ということになります。

・歳入とは
税金による収入です。その他収入という、私もよくわかってない収入があったりしますが、来年度の見通しでは約48兆円(税収41兆円、その他7兆円)ほどになります。

・歳出とは
国が使用するお金の総和になります。国債の返還費用も入ってたりします。23年度は92兆円の見通しです。

さて、よく言われることなのですが、収入が48兆円しかないのに92兆円も使うとは何事だみたいな話がありますよね。この話は上の歳入と歳出の話から出てきます。この足りない44兆円についてはどうするのかというと、借金をします。その借金のことを国債と呼ぶんですね。この国債ですが、買い手はどこか分かりますか?そのほとんどが国内の銀行などの金融機関だと言われています。そのため、ギリシャのような金融危機は発生しないとも言われてたり。このあたりは私も全く意味が分かってないので、あまり突っ込まないでくださいw


これで予算についての基礎的なところがほぼ終了なのですが、では今何故そんなに借金してるの?ということなのですが、そのあたりの歳出についての内訳をみてみましょう。

冒頭で紹介したサイトをたどって平成23年度政府案に掲載されているポイントというPDFファイルの2ページ目に詳細が書いてあります。



歳出の方を見ると、「基礎的財政収支対象経費」なるものが記載されています。これって何?という話ですが、これが偶に耳にするかと思いますが「プライマリーバランス」と呼ばれるものの支出側になります。この数字と歳入を比べて、マイナスになった分だけ借金(国債)が増えますよということになります。森永さんあたりは、プライマリーバランスさえ保てば、借金を持ったまま走り続けたら良いなんておっしゃってますが、どうなんだろうなーって思ったりします。

確かに一理あるのですが、景気変動に対する弾力性が落ちるので、国家を存続させるという視点で言うと、今の日本の経済規模と比べて借金は大きすぎると思います。でも、全世界の経済規模が今後中国やインドなどが成長することで一気に拡大したら、日本の借金なんて屁みたいなもんですという世界が10年後に訪れる可能性がないこともないなーなんて楽観視することも可能だったり。まあ、このあたりの議論は専門家の人たちに任せたいと思います。

さて、48兆円しか収入がないのに21兆円も借金返済に使って、更に71兆円を使おうというのが日本の予算の全てだと言っても過言ではありません。では、この71兆円は何に使われているのかを、簡単に円グラフにしてみました。



社会保障関係費が実に40%を占めており、更に前年からの伸びも1.4兆円とものすごい拡大をしています。今後も社会保障費は、年間で1兆円ずつ積みあがっていくという試算もあるそうで、なんとも大変な感じがします。他を見ると、24%が地方に、経済対策が1%(たったの)、その他35%の中に公務員の給料や防衛費などが含まれてるようです。

この支出の割合についての年間推移は下記のようになってます。

やっぱり、社会保障費の伸びが半端ないですね。今後、これをどう取り扱って言ったらよいのかが今後の日本の予算の最大のポイントじゃないかと思っています。私には回答はないんですよね…。

次回は社会保障費をちょっと分解してみようと思います。

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