【読本紹介】「超」読解力

「超」読解力
「超」読解力
三上 直之

「読解力がない」。私がネット上での議論をやると、この言葉を良く言われます。良く言われるってことは、私になんらかの問題があるということなんだろうとも思いますし、単に言われっぱなしじゃ悔しいので、ちょっと勉強してみることにして読んでみました。

現在、ネット上ではブログの発展により、まとまってて理解し易いとは言えない文章に出くわすことが多くなってきています。そんな現状で、良い情報をや知識を得ていくためには、迅速に作者の言いたいことを抽出する技術が必要になります。これが「読解力」です。

私に対して「読解力がない」という人は、決まって「行間を読め」なんてことを言ったりするのですが、そういうことを示唆する類の本ではありません。(ですので、ご安心ください。)

そもそも、作者の意図を「抽出」しようとするわけですから、基本的にする作業は「要約」になります。「行間を読む」ということは、書いてないことまで想像して文章をつけたすわけですから、要約どころか文章全体を膨らませる行為になります。そんなことは、基本的にしてはいけません。

何故か難しい文章が頭に入ってこない。人に分かり易いと言われる文章を書くにはどうしたらよいか。そういった悩みをちょっとでも感じたら、この本を手にとって見てください。

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  • gooddays
  • - 今日もいい天気
  • 2005/11/27 2:05 AM
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