ITリテラシの高さとアフィリエイトの関係

低ITリテラシー者の口コミこそ信用できる、という最近の印象
http://www.heartlogic.jp/archives/2006/04/it.html


ずっと前からアフィリエイトという仕組みについてしっくりと来てない部分があるのですが、ここを読んでてアフィリエイトという仕組みの上手く行く可能性について思いつきました。それは、ITリテラシの浸透に伴った利用者の意識の変化は、属人的な説得力によって補完されるということです。

タイトルでは「ITリテラシ」という大げさな言葉を使ってますが、アフィリエイトの仕組み自体はとても簡単な仕組みなので「商品紹介リンク経由での注文は紹介者に紹介料が入りますよ」という情報が常識となってしまえば、記事広告のような商品紹介を書き連ねているサイトのアフィリエイト収入は激減していくでしょう。(これは、自分の利益を追求してる人は口コミマーケティングで重要とされるオピニオンリーダーにはなりえないと、私が勝手に思ってるだけですが。)

では、どういう人のアフィリエイトが成功するかというと、サイト内において自分の人格をきちんと示すことができていて、購入する側に「この人経由で買ってあげよう」と思わせるようなサイトが最終的には生き残っていきます。

これは、ちょっと前にあれこれと書いてたエトスとロゴスに関する話とも絡んでくるんですが、結局はエトス側に針が振れていくということです。例え紹介の論理が正しそうに思える記事であろうとも、そこに利益を得る仕組みが絡んでしまうと、途端に説得力を失ってしまいます。その失った説得力を回復するために、長い時間かけて積み重ねていくしかない「エトス」という道が残されているわけです。

凄いサイトみつけた

CNETブログの渡辺さんの記事からリンクが貼ってあったサイト
http://www.ni.tama.ac.jp/shumpei/LastModern_Common/

これ、読まなきゃだわさ。

JugemKeyと3mmの宣伝

今回は完全に宣伝記事です。

今日、JugemKey3mmという新しいサービスをリリースしました。

JugemKeyというサービスは、今までペパボがリリースする色んなサービスを使う際に、どれもこれもユーザー登録しなきゃいけなかったのを、一回ユーザー登録するだけで利用できるようにする基盤となるサービスです。今後は、このJugemKeyという基盤の上に色んなサービスを乗っけていけたら良いなぁと思ってます。

3mmは、動画をより簡単に使ってもらい身近に感じてもらえることを目指したブログパーツ的なサービスです。単純な動画サービスとは思えないほどのサイトの出来栄えに驚嘆しながら楽しんでみてください。何気に壁紙まで配布してたりします。

JUGEM IT! from je-pu-puサムネイル問題まとめ@Wiki - トップページ

je-pu-puサムネイル問題まとめ@Wiki - トップページ

上記のような問題が発生してるようです。Googleイメージ検索と同じレベルの話だと思うんですが、「フェアユース」という概念の無い日本の著作権法において、果たしてこれらの行為が許されるのかどうか。とても微妙な線です。

それは、サイトのサムネイルを作成するサービスだったり、公開型RSSリーダーについても同じことが言えたりします。

うーん、ややこしいなぁ。

ブログの利用者数の急増について思うこと

■総務省の調査結果
http://www.soumu.go.jp/s-news/2006/060413_2.html

総務省の報道発表によると、ブログの登録者数が868万もあるということだ。これは、前回の調査である去年の同時期の調査結果である335万人から実に260%近い成長率を示していることになる。

■去年の調査結果
http://www.soumu.go.jp/s-news/2005/050517_3.html

現時点での国内のインターネット利用者数が7000万人と言われているため、その12%近くの数がブログを持っている計算になる。(もちろん、登録者数は「ノベ数」のため実際の数字とはかなりのズレが生じしてるはずだが。)

ただ、この数字の伸びを見ながらも「ブーム」といえる「ブーム」になりきれて無いような気がする。それは私が見てる空間がそういう雰囲気なためかもしれない。

以前、私はブログに対して過度の期待をしていた。「個人がこんなに簡単に情報を垂れ流すことができて、それがこんなにも検索で引っかかる仕組みが今までなかったじゃないか。これは凄い事になるぞ。」って。その情報の蓄積を「知の蓄積」などと表現したのを覚えている。

では、私がブログの存在を知ってから2年半で何が変わったかというと、ブログの登録者数は増えたけど私の閲覧するブログの数は全盛期からどんどん減りつづけ、今ではリアルでの知り合いのみに絞られつつある。googleなどを利用して検索し見つかったブログにも、さほど意味を見出すことはない。(誰だよ検索で上位に引っかかるのが良いことなんて言ったのは。オレだよ、オレ。)

「はてなブックマーク」などのプログラムだけでなく人の手を使って選別した記事群の中には「こりゃ凄い」と驚嘆させられることはあるが、それがリアルな世界にまで大きな影響を与えるということはないようだ。

そういう経緯もあり、個人が情報を出しつづける意味というのを考えるようになった。各個人にとってコミュニケーションを活性化させないといけないレベルというのは、究極な話ではリアルでの繋がりのある範囲だけであり、そこを超えた範囲での繋がりというのを支えているのは「余暇」なのだろう。つまり、暇つぶしなのだ。

当然だが、暇つぶし程度に書かれた文章にはリアルでのつながりのない人を惹き付けるほどの魅力は存在しない。

そこまで考えて、私は最初の段階で大きな勘違いをしていたことに気が付く。ブログといのは個人の考えを発するツールではなく、個人同士がコミュニケーションをするためのツールとして捉えられているのである。

このように考えると「コミュニケーションをするツール」というのを望んでいる層が厚いほど、ブログよりもSNSの方が盛り上がるという話に頷ける。現実問題として、ブログは既にSNSに登録者数的に追いつかれている。その多くが「招待制」というブログよりも遥に高い敷居を持っているにも関わらずである。

現時点で既に総務省が2005年3月に発表した2007年3月時点でのブログの利用者数予測である「782万」という数字を超えてしまっているブログというツールが、今後もSNSに食われることなく成長していくためには、何処に向かっていかなくてはいけないのか。SNSと一緒に成長していける道は用意されていないのかどうか。そもそもブログブームは既に終わってしまったのではないか。

これらの問いに関しては、私はまだ回答を持っていない。色々と考えていかないといけないなぁ。

体調が全然良くなりません

あまりに体調が戻らないため、ブログを書く気力すら沸いてきません。

一応、書きたいネタは一個ぐらいはあるんですが・・・。

体調戻ったら、また毎日書きたいと思います。というわけで、暫くお休みします。


あ、そうそう。JUGEMにて導入したくないと言ってたスパム対策の最終手段「画像認証」をリリースしてます。

今回のコメントスパム騒動は本当にまいりました。なんせ、IPは毎回変わるしGETしてきた後にPOSTしてくるし、リファラーにもきちんと値が入ってるし、「コメント機能止めるしかないのか!」って状態だったんですから。

今回の対策、本当はやりたくなかった。ほんまにスパマーにむかついて仕方ありません。「セキュリティと利便性はトレードオフ」なんて、あまりにありふれた言葉しか出せない自分が悔しい限りです。そんな世界をほとんどの人が望んでないのに。

おっと、なんだか熱くなって書きちらしてしまいました。では、これにて。 ■ストライプ青 ■ストライプ赤

JUGEMの成分解析結果

先週水曜日から突然の発熱で3日も会社を休んでしまいました。


JUGEMの39%はカルシウムで出来ています。
JUGEMの39%は柳の樹皮で出来ています。
JUGEMの9%は純金で出来ています。
JUGEMの4%は睡眠薬で出来ています。
JUGEMの3%は世の無常さで出来ています。
JUGEMの2%は利益で出来ています。
JUGEMの1%は大阪のおいしい水で出来ています。
JUGEMの1%は気合で出来ています。
JUGEMの1%は怨念で出来ています。
JUGEMの1%は信念で出来ています。


というわけで、完全に回復したわけではありませんが、明日からは出社できそうです。ご迷惑おかけしました
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